学校卒業後、農業エンジニアとなる。
山形県庄内町で農業用大型機械、農薬による農業技術指導者となる。
農業の効率化を指導しながらも、崩れゆく庄内の生態系に心を痛める。
山澤26歳の時に、長男誕生。
長男はアトピー性皮膚炎と診断される。
「日本の農業」、「食のあり方」に疑問を抱き、農業エンジニアの職を辞する。
新宿でモルモン教徒が経営するレストラン「マナ」で「食」を学ぶ。
食の修行から農薬も化学肥料も使わないハーブ栽培の実践を決意する。
山形庄内に「ハーブ研究所スパール」を設立。
設立コンセプトは「地域循環型有機栽培農法」の確立。
一般的肥料は、法律で定められた抗生物質、ワクチンが投与された家畜の糞が原料。
鳩は法律でペットに分類されるため、化学物質に汚染されない、健康な糞を提供する。
山澤はこの年、ベルギーから1,300羽の食用鳩を取り寄せる。
鳩には自身のハーブを餌に与え、その糞を完熟させ畑に与える。
無農薬地域循環型農業を確立する。
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絶滅の危機に瀕する黄カラスウリ再生事業。
黄カラスウリの基礎化粧品シリーズ発表。